離岸流。わかりやすく解説。脱出して助かる方法。 【千葉の訪問看護・訪問リハビリは日本訪問医療】
【千葉の訪問看護・訪問リハビリは日本訪問医療】

私は、昔ライフセーバーをやっていたのと、現在は趣味で船に乗っているので海の怖さをよく知っています。夏は海で遊んでいた人が病院に搬送されてくるケースが多いです。今年も、各地で海の事故相次いでいるので、楽しく安全に海を楽しむポイントを説明します

海での事故の統計です。遊泳中と釣りが半分以上占めています

海上保安庁 平成28年度 統計
海水浴で気を付けるポイント
2018年に全国で発生した水難事故の発生件数は1356件、水難者数は1529人。そのうち、およそ半数の692人が亡くなるか、行方不明となっています(警察庁より)。海は怖くはありません。安全にできるコツがあるのです。知っているだけで得しますよ
①海のエスカレーター 離岸流

岸から沖へ向かって流れる海水の流れのことで、その流速は毎秒2mに達する場合もあります。(毎秒2mはオリンピックの水泳、自由形金メダリストが泳ぐ早さとほぼ同じです。) 離岸流は、海岸線のどこでも起こる可能性があり沖へ数十メートルから数百メートルに及ぶことがあります。幅は10~30メートル程度とあまり広くないのが特徴です。 強い風や引き潮、引き波、離岸流などによって急に沖合いに流されることがあります。
離岸流は「周りに比べて波が立っていない」「浮いているゴミなどが沖に向かって流れている」ところで発生していて、流れの速さは時としてオリンピックの水泳選手の泳ぐスピードに匹敵すると言われています。
巻き込まれたら横に泳ぐなどして素早く流れから脱出する事が重要です。

②天気予報でよく聞く、うねりってなに?
一様に見えても予期しないほどの大きな波が来ることがあります。特に台風から生じた「うねり」がある時は注意が必要です。平均的な高さの2倍もの波が発生すると言われています。 風が吹いている時の波は強くなりますよね。台風が来るとビーチは風が強く、波が高くなるのはわかりやすいです。うねりとは、風の強い別の離れた海でおこった波が、小さくならずに止んだ海域にまで来てしまったのがウネリです。

台風はまだ離れた位置にいるから、海に入ってもても大丈夫とおもって海水浴に行き 今日は風も無くて穏やかだと油断していたら不意に高い波が来て溺れる。特に今年はこのケースが目立ちます。これがウネリの厄介なところなのです。

③海での飲酒
ビーチは日差しが強いことが多く、体内の水分は汗ですくなくなっています。脱水状態に なっていることも多いです。このような状態でのビールなどを、飲むとおいしく感じますよね。その分、体内のアルコール血中濃度が上昇し やすくなります。つまり、いつもより酔いやすくなるのです 。
アルコールは平衡感覚や運動神経系の機能を低下させるので、酔っぱらった状態で海に入るとどんなに泳ぎが上手な人でも酔った状態では溺れやすくなります。、先ほど紹介したうねりによると突発的な高波や、突然の深場、足がつるなどで、パニックになり溺れててしまうのです。脱水状態になると足がつりやすくなるのも注意が必要です。アルコールで酔った状態の遊泳は危険行為なのです。

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