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医療、介護、リハビリの知識

手足口病。大人の熱。かゆみ。 【千葉の訪問看護・訪問リハビリは日本訪問医療】

【千葉の訪問看護・訪問リハビリは日本訪問医療】

手足口病、39都府県で患者数が増加傾向にあり警報基準値を超えている県が増えています。今年は要注意です。

手足口病のイラスト

夏風邪ってなあに?

冬といえばインフルエンザが有名ですよね。低温低湿の環境を好むウイルスだからです。 それと同じように、夏といえば、 高温多湿時に元気になるウイルスが夏風邪と言われています。
夏風邪は「手足口病」、「ヘルパンギーナ」「プール熱」三大といわれています。 手足口病は手・足・口内に水泡ができる症状。プール熱はノドと目に症状がでて、プールで感染します。ヘルパンギーナという病名は『水泡』(ヘルペス)と『喉の炎症』(アンギーナ)の二つから来る名前で、ノドの奥にできる口内炎です。あまりの痛さにご飯食べれなくなる人が多いです。

風邪・インフルエンザのイラスト「マスクと鼻水の女性」

子供から大人に、大人から大人に感染し続ける

夏風邪の感染はほとんどが乳幼児です。手洗いうがいなどできない上に、よだれや鼻水などでおもちゃなどを仲介してうつりやすく、濃厚接触します。施設の中で夏風邪の患者が発生した場合には、集団感染が起こりやすいのが原因です。乳幼児はウイルスに感染した経験のない子供が多いので、 幼児同士で感染が拡大しやすく、両親にも感染します。さらに感染した両親が職場などで大人から大人に感染を広げていくケースが多くみられます。

意外と子どもはすぐに治ってしまい、大人は症状が重くなることが多くあります。私も子供から感染し三大夏風邪を制覇しました。(;^_^A。 ヘルパンギーナ は治ってからも、のどが痛くてかなり苦しみました。

感染症のイラスト

手足口病ってなに?

手足口病は、その名のとおり、手のひら、足の裏、口の中に痛みをともなう発疹がでる夏風邪です。発疹は 3~5日の潜伏期の後に、口の中や手のひら、足の裏などに2~3ミリの米粒サイズのものができ、水疱化するものもあります。また、 38度くらいまでの軽い発熱 をともなう人もいます。手足口病は乳幼児、子どもから感染するので、保育園や幼稚園などでは非常にメジャーな病気でもあります。もちろん子だけでなく、大人もかかるので要注意です。

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写真:国立感染症研究所感染症疫学センターより

治療

 残念なことに夏風邪に対するワクチンはなく、かかったら対症療法か、自然に治るのを待つしかないのが現状です。原因となるウイルスは複数あり、一度かかったことのある人や大人でもかかります。

涙をこらえている人のイラスト(女性)

大人の方がしんどい・・・

手足口病は、子どもよりも大人のほうが、症状が重く出やすいことが多いです。特に発疹の痛みは大人が強く出てしまいます。足裏などにひどく出ると、痛くて歩けないくらです。一緒に関節痛、筋肉痛などの症状が出る事があるのもの特徴的です。小さい子供などがいない世代の場合、多くの人は発疹が出てもなかなか手足口病とは思いつきません。

老々介護のイラスト

手足口病にならない為には

基本的なことですが、接触して起こる感染を予防するために、手洗いうがいをしっかりとすることとです。簡単なことですが非常に重要です。特に、乳幼児がいる家庭では、こどものよだれが付いたところはアルコールウエットティッシュで除菌し清潔にする。幼児には、しっかりと手洗いうがいをする習慣をしつけをすることが大切です。

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【ポイント】排泄物に要注意!

特におむつを交換する時には、排泄物を汚物箱にいれて処理し、しっかりと手洗いをしてください。 手足口病は、治った後も比較的長い期間、便の中にウイルスが排泄されます。感染しても発病しないままウイルスを排泄している場合もあることから、何度も言いますが日頃から手洗いうがいが大切なのです。

オムツを替える母親のイラスト

もちろん、手をふくタオルの共用はやめましょうね。感染拡大の原因になります。

タオル掛けのイラスト

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