過呼吸の発作の原因と治し方。紙袋での対処法はもう古い！【過換気症候群】 【千葉の訪問看護・訪問リハビリは日本訪問医療】
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過度にストレスを受けた時、発作的に息苦しくなって呼吸が速くなるような状態になったことはありませんか？
仕事や、人間関係で強いストレスを受けた時、人ゴミに入った時、、強風体験をしたと気など、自分自身で解決できなくなりパニック状態におちいります。この状態が続くと、呼吸がますます苦しくなり、必要以上に呼吸をしてしまうことで、体の酸素が過剰に増えてしまい、二酸化炭素が減り過ぎてしまいます。
普段ヒトの血液はちょうど中性に保たれています。二酸化炭素が減ることで急激に血液がアルカリ性に傾き、体内のバランスが崩れることで、しびれや意識が遠くなるなどの症状がでるいことがあります。
私の友人に、パニック障害かもしれないと普段から周囲に話している友人がいました。その友人とテーマパークに行った時のことです。夏休みで人が多く、どこを見ても人で埋め尽くされていました。友人から気分が悪いと訴えがあり、顔を見ると顔は青白く、息が荒くなっていました。大丈夫！？と聞いている間にも、息はどんどん早くなります。
友人は、声掛けにも返答できなくなり、息が・・！息が・・！と苦しい顔をしてパニックになっているようでした。正直、私はどうしてよいかわからず、ただ、ただ、友人の体をさすることしかできませんでした。係員と一緒に友人を救護室に運び、静かなところにいき救護の看護師がやさしく声をかけ続けると、友人は徐々に落ち着きを取り戻していきました。友人は、数時間救護室のベッドで休んだ後、再びテーマーパークで遊べるようになることができました。
一般的に、紙袋の中身を吸わせるペーパーバッグ法というものがあります。しかし、パニックになっている人に紙袋を充てることは難しく、行うと急激に酸素濃度が落ちるため窒息の危険性もあり、現在はあまり行っていません。
過呼吸を起こす原因は様々ありますが、本人にしか分からない不安や恐怖もあります。
特に、若い女性の場合、周りの人が大騒ぎすると、それがさらに本人の気持ちを乱し、症状が悪化してしまうこともあります。
過呼吸になっても、数時間で症状は改善します。一番大切なことは、「大丈夫だよ。すぐにおさまるから、ゆっくり息を吐くことに集中しよう」とやさしく声をかけ続けることが大切です。たった、これだけで、あなたの大切な人は救われるのです。
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