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血栓症とはメカニズムや症状、予防方法。肺塞栓症とは 【千葉の訪問看護・訪問リハビリは日本訪問医療】

【千葉の訪問看護・訪問リハビリは日本訪問医療】

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血栓症(エコノミークラス症候群)ってなに?

長時間同じ姿勢でいると足が圧迫され、血流が悪くなり血のかたまりができやすくなり、そこに痛みや腫れが生じることがあります。血のかたまりがはがれ、肺の血管につまると、胸が痛い、呼吸が苦しいなどの症状をおこします。程度が重いと死亡する可能性もある重大な病気です。 飛行機のエコノミークラスで旅行すると、狭いシートに同じ姿勢で長時間座ったままになりがちで、 エコノミークラス症候群とも呼ばれるようになりました。ビジネスクラスやファーストクラスでも起きます。長時間同じ姿勢をとった場合に起きる可能性があります。

4時間以上同じ姿勢をとると注意が必要だそうです。(厚生労働省HPより)

東日本大震災では,19,000名を超えた犠牲者の90%超が巨大津波により亡くなったが、震災後に避難先や仮設住宅等で亡くなった震災関連死も,1,632名に上っており,その原因についてはエコノミークラス症候群が主な原因とされている

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血栓症 (エコノミークラス症候群) とは大きく分けて2つ

①「深部静脈血栓症」②「肺血栓塞栓症」です。

深部静脈血栓症

深部静脈とは手足の深いところを走っている静脈、とくに足に多く起こる静脈血栓症をいいます。足の深いところを走っている静脈に、血液の固まりができ血管が詰まったり、血流の流れが悪くなって起こる病気です。

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肺血栓塞栓症

足の静脈にできた血液の固まりが血液とともに流れ、心臓から肺につながる太い血管(肺動脈)に詰まり、血管が細くなったり塞がれたりする病気で、深部静脈血栓症の最も危険な合併症の1つです。

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手術の後には血栓ができやすいの!?

手術の際に、足の筋肉の動きが止まって、血液の流れが悪くなるからです。また、手術後はベッドの生活で、脚を動かす事が少なく、血液の流れが悪くなるため、血栓ができやすくなります。

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血栓ができると、どんな症状がでますか?

深部静脈血栓症の場合

足がむくむ、パンパンに張る、皮膚は紫色か赤色になり足や膝が腫れます。次いで、ふくらはぎや大腿に激しい痛みがでてくる等の症状がみられます。

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肺血栓塞栓症 の場合

肺の血管がつまった場合には 、急に胸が痛くなる、息苦しくなる、さらには意識がなくなり、呼吸が浅く不規則・脈が微弱になる等のショック症状に至る重篤な症状を引き起こします。本当に突然、胸痛と息切れが起きます。症状の程度は軽度から心臓発作のような重症のものまでさまざまです。

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血栓症状の見分けるポイントは?

左右のふくらはぎ、太もも、太ももの付け根を圧迫し、痛みがないか確認する。その他足の腫れや皮膚色の変化、左右差はないか、呼吸状態などの変化を観察していきます。御自身で、足に痛みがある、むくんでいる、張っている、何かおかしいなどありましたら、すぐに受診して下さい。

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血栓症( エコノミークラス 症候群)起こりやすいのはどんな時ですか?

長時間同じ姿勢でいたあと、急激に立ち上がったり、行動する時に血流が良くなり塊がどこかで詰まる時、急に胸が痛くなったり、息苦しくなった時にnariyasuidesu

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血栓のできやすい人はいますか?

高齢・肥満・脱水・長期に寝ている人、心臓の病気・膠原病・高脂血症・静脈瘤などの病気をもっている方も、血栓ができやすいといわれています

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血栓の予防方法

ドロドロにしないように、水分を多く取るよ明をしています。目安の水分量は1000~1500mlです。足首の曲げ伸ばしの運動も無理のない範囲で行うようにしてください。

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長時間同じ姿勢をとり続けるのは足がむくむ原因となるので、避けたほうが良いでしょう。歩行と休憩を適度に取り入れる、座っている時、寝ている時は足を高く上げることなどを取り入れてみましょう。

厚生労働省HPより

災害時になりやすいので注意しましょう

私が災害派遣でいった、熊本地震の避難所でも、エコノミークラス症候群で何人も運ばれていくのを見ました 。 多くの方が車中泊避難をされました。その結果51人が入院を必要とするエコノミークラス症候群を発症し、そのうち重症は5人で1人亡くなりました。

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水分摂取は脱水状態を避け血栓の予防に重要です。避難生活ではトイレの回数を減らすため飲水をがまんしてしまいがちになります。トイレを確保し水分をこまめにとるよう気を付けましょう。飲酒や喫煙は血栓ができやすくなる可能性がありますので控えましょう。
 車中泊では長時間足が低い位置で運動が妨げられることで肺塞栓症のリスクが高まります。避難所での生活であっても足を十分に伸ばせない環境では血栓ができやすいと報告されています。足を自由に伸ばせる環境を確保することが大切です。知識があれば、しっかり予防できる病気です。 高齢・肥満・脱水・長期に寝ている人、心臓の病気・膠原病・高脂血症・静脈瘤などの病気をもっているひとは、覚えておくと一生役に立ちます!

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