言語聴覚士STとは?どんな仕事?リハビリ内容は? 【千葉の訪問看護・訪問リハビリは日本訪問医療】
【千葉の訪問看護・訪問リハビリは日本訪問医療】

言語聴覚療法とは
言語聴覚(Speech-language-hearing Therapy:ST)とは、病院では主にSTと呼ばれています。 一般的にまだまだ知られていないリハビリテーションの一つです。なぜなら、脳や首に重い障害がないと、日常の病院ではほとんどかかわることはありません。脳卒中などの頭の病気や首や頭の怪我をされた人が対象となることが多いです。

どんなことをやるの?
①コミュケーションのリハビリ
頭の病気や頭の外傷は、普通の怪我よりも日常生活に支障が出ることが多くあります。 特に、言葉を話せなくなる、聞き取りにくくなるなど言語理解面や言語表出面のトラブルが起こる人が多くいます。

話す、聞くがうまくできなくなるのは、脳卒中だけではなく認知症などの言語障害、先天性の病気(耳が聞こえない)、心理的な問題など様々な原因が考えられます。
これらの障害を持ってしまうと、生活にも大きく影響を及ぼし、人とうまくコミュニケーションをとることができなくなってしまいます。 言語聴覚療法では、コミュニケーションのリハビリなどを行います。 絵で言葉を引き出したり呼吸や発音の練習、舌や口の体操などリハビリ内容は多岐に渡ります。

②食べ物の飲み込みのリハビリ(嚥下訓練)
病気や老化などの原因により飲食物をかんだり飲んだりすることが困難になる場合があります。 ものを食べることは、食べ物を認識し、口に入れて、噛み、飲み込む、という一連の動作によって行われます。つまり体の多くの器官で、神経や筋肉が共同して動いています。これがどこかの段階で神経や筋肉がうまく動かなくなると、むせたり、食べ物が肺に入ったりします。これらを改善するために、食事の飲み込みなど、口を動かすリハビリを言語聴覚療法で行います。

③記憶力の低下や仕事に戻るなどのリハビリ
脳の病気などの記憶障害の方に対して、記憶の代替え手段とのノートを使用し、その方の状態に合わせて注意機能・認知機能へのリハビリを行います。 意力や記憶力が低下し、複雑な動作ができないときがあります。たとえば、どこにものを置いたか忘れてしまったり、新しいできごとを覚えられない「記憶障害」、ふたつのことを同時に行うことができない、ぼーっとしていてミスが多くなるといった「注意障害」、自己中心的になる、興奮する、思い通りにならないと大声を出すといった「社会的行動障害」といった症状があります。 記憶訓練として数字や記号を覚えたり、注意訓練として書き取りや計算に集中するための訓練を行うこともああります。



- 事務所が移転しました
- 喀痰吸引等の登録研修機関に指定されました
- 千葉県から「ちば地域リハ・パートナー」に指定されました。
- 看護助手とはどんな仕事内容なのか?現役看護師が解説!
- ゲーム依存。3日以上寝ずにゲームしていた僕
【千葉の訪問看護・訪問リハビリは日本訪問医療】
コメント